体験プログラム

エコカレッジ体験事業の受入について

農的暮らしやコミュニティの生活を体験してみたい、という方のために、オープンイベントや体験プログラムをご案内しています。ここでは体験プログラムの一部をご紹介します。

※季節や天気、作物の様子に寄って、体験の内容が変わります。できるだけご希望に沿うよう、すべてのプログラムはご相談のうえご予約いただいて実施しています。

※体験プログラムは、スタッフがご希望に合わせて内容をカスタマイズし対応しますので、開催できる時期が限られています。オープンイベント(オンラインイベントや座学も含む)のお知らせは、公式Facebookのアカウントやメールマガジンで発信しています。お知らせを希望される方は、特設サイトをご覧の上、フォームからお申し込みください。

※学校や教育機関、法人・団体での視察や研修も受け入れています。ご希望の方は特設サイトをご覧ください。

YOICHI ECO COLLEGE 余市エコカレッジ式学び 各種プログラムはこちらへ
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エコビレライフ体験プログラム

農園案内ツアー+エコビレッジ内での農的暮らし体験
季節の畑作業(野菜の種まき、除草、収穫など)、薪割り、加工品の調理(ジャム、ソースづくりなど)

午前もしくは午後の2~3時間。

最小催行人数 2人、3000円~/人

 

 

 

 

 

宿泊プログラム(1泊2日~)

主にエコビレッジでの生活と労働をシェアし、スタッフやボランティアと一緒に農的暮らしやコミュニティライフを体験します。作業の内容は、季節や作物の状況に応じて変わります。エコ建築やワインづくり、地域づくりに関する解説を希望の方は事前にお知らせください。

<例>

初日
14時チェックイン、オリエンテーションと敷地案内、簡単な農作業と共同調理、自由(温泉など)

2日目
8時朝食、ウォーキングなど自由に過ごす。農作業もしくは興味のあるテーマについて質疑応答、11時チェックアウト

最小催行人数 1人、10000円~(人数や内容、宿泊するお部屋に寄って変わります)

個人の興味関心に合わせたオーダーメイドプログラムの企画

特化したテーマで学びたい人、ゆったりお泊りでエコビレッジの生活を楽しみたい人には、それぞれのテーマや滞在期間に合わせて、できることをご提案します。一緒に企画しましょう。エコビレッジを会場にして、ご自身でセミナーやイベントを主催することも可能です。施設利用だけ、コラボ企画などご相談に応じます。まずはお問い合わせください。

<こんな人向け>

自然の景色を楽しみリフレッシュしたい。ワイナリー巡りをした後にワインブドウ畑を見ながら目覚めたい、エコハウスやタイニーハウスに興味があって泊まってみたい、大学のサークルやゼミの合宿に使い、ピザやBBQを楽しみたい、子どもに食べ物を作っている現場を見せたい、将来移住したいと思っているが田舎暮らしのお試しをしたい、エコビレッジやコミュニティライフを体験したい

 

 

 

イベント・講座の企画

特化したテーマで学びたい人、ゆったりお泊りで楽しみたい人にはスペシャルなプログラムをご提案します。カスタムメイドの企画ですので、知りたいこと、やってみたいこと、日程や人数などをリクエストしてください。

また、ご自身でセミナーやイベントを主催することもできます。単純に施設の利用だけもOK、コラボ企画もあり、内容はお問合せください。

終了したイベントの振り返り

2024年度

1月27日(土)〜29日(月) 余市町「おためし地域おこし協力隊」冬のツアー(余市町委託事業)
地域おこし協力隊に興味のある方や余市町での暮らしを体験してみたい方へ、町の魅力に触れ、移住者や生産者の皆さんと交流し、地域の暮らしを知ることのできるツアーです。初開催の冬のツアーには関西から2名の方が参加。エコビレッジに滞在しながら雪かきやスノーシュー、ワイナリー訪問など、冬の余市ならではの体験をしました。
2月14日(水)SDGs教育旅行受け入れ(延暦寺学園 比叡山高校)
関西の比叡山高校から生徒37名が余市エコビレッジを訪れ、『余市町で世界と地域のつながりを考える』をテーマに、香港、中国、オーストラリア、イギリス、ラオス、キルギス、ミャンマー出身の皆さんとのグループトークや雪像づくりなどを通じて交流し、多文化共生や多文化理解について考えを深めました。はじめは緊張していた様子の高校生の皆さんも、プログラムの最後には打ち解けて、とても盛り上がりました。
2月18日(金)〜20日(火) 共立財団留学生ホームステイ
東京で日本語を勉強する留学生20名が余市を訪問し、ホームステイ体験をしました。エコビレッジでは、ソリ遊びにはじまり、雪像やかまくらづくり、スノーシュー散歩、雪合戦、いももちづくり、雪かきなどの雪国の遊びや暮らしをギュギュッと体験。留学生の皆さんは、大量の雪と銀世界への驚きと嬉しさで溢れていました。
3月2日(土)「森の食べ方講座」カエデの樹液採取とメイプルシロップづくり
2023年から取り組んでいる「食べられる森」づくり。積極的に実のなる木を植えると同時に、自然の恵みをいただく知恵を身につけます。3月は、冬芽の見方を学んだ後に、カエデの樹液採取をしました。気温が低すぎて、数日前に仕掛けていた樹液は凍っていましたが、温めたら甘くて美味しい! この事業は「コープ未来(あした)の森づくり基金」に助成いただきました。
3月8日(金)〜9日(土) 対日理解促進交流プログラム「JENESYS」受け入れ
「JENESYS」プログラムで来日したのはインド、パキスタン、ブータン、モルディブなど南アジアのとても優秀な学生たちで、サステナブルな社会や未来について、驚くほど積極的な質問や意見が飛び交い、彼らの知識や意識の高さに感心しました。余市町の高校生たちと文化交流を楽しみ、町内でホームスティをし、それぞれの家族に温かく迎えられました。将来、アジアの国々の架け橋になってくれる彼らが、日本の文化を体験し、理解や信頼を深めたことは意義深いことだったと思います。
3月9日(土) ピースとワインの会(札幌bokashi base開催)
ガザ地区の若者たちを描いた映画「ガザ・サーフクラブ」を鑑賞し、同映画を配給するユナイテッドピープルの代表関根健次さんにパレスチナとの出会いやピースワインへの想いを語っていただきました。また、北海道パレスチナ医療奉仕団の猫塚さんに現地での医療活動や、映画に出てくる地域の話などを伺いました。
ささやかでも私たちにできることを話し合い、懇親会では余市のワインで歓談しました。
4月〜11月の毎月第3日曜開催 農的暮らしの連続講座
野菜の栽培や調理加工を通じて、サステナブルな食と農のあり方を学ぶ講座です。春は地中の微生物環境を意識しながら、コンポストやレイズドベッドを作りました。ランチも毎回のお楽しみのひとつ。まだ畑の実りのない時期にも自然の恵みに感謝したり、調理加工の技を身に着ける素敵な機会となっています。
5月3日(金)〜6日(月) 春のワークキャンプ
春の恒例ワークキャンプ。第一のミッションは畑を起こして芋や玉ねぎを植えること。今年は土壌中の有機物を増やし、微生物の生息環境をよくしようと、せっせとコンポストを作ったり、刈草マルチをしたりしています。
今回は、何故かガールズばかりのチームでしたが、みんなかしましく、逞しく、頑張ってくれました。3泊4日の短い時間でしたが、若者たちはいろいろな気付きを得たようです。
5月10日(金)   ピースワイン植樹
2024年の植樹イベントには、レバノンの醸造家エディが参加してくれました。彼はシリア難民を受けいれ、国境や宗教を超えた協働でワインを造っています。戦場に近い地域で暮らすエディの話を聞きながら、世界は広く、美味しいワインを飲めるのも平和あってこそとしみじみ感じました。
5月17日(金)~18日(土) 秋田みらい塾 中小企業リーダー研修
秋田県内の中小企業リーダー9人が「サステナビリティ」をリアルに体験し、地球人の視点で人材育成や地域づくりについて語り合いました。モンガク谷ワイナリーの木原さんをゲストに起業体験を聞いたり、エコビレッジの外国人ボランティアと一緒にブドウの管理作業をしたりしながら、リフレッシュすると同時に新たな気づきがあったと好評でした。
5月24日(金)〜26日(日) 余市町おためし地域おこし協力隊春のツアー(余市町委託事業)
地域おこし協力隊に興味のある方や余市町での暮らしを体験してみたい方へ、町の魅力に触れ、移住者や生産者の皆さんと交流し、地域の暮らしを知ることのできるツアーです。春のツアーのテーマは「観光」。博物館ガイドツアーで地域の歴史を学んだり、サイクリングマップを片手にサイクリングでまちを巡ったり、テーマは「観光」でも、普段の観光では出来ないような体験や出会いを通じて、余市のことをより知ってもらうことができたのではないかと思います。
6月14日(金)アリス・ウォータース映画上映会
「地産地消」「ファーマーズ・マーケット」「ファーム・トゥ・テーブル」などのコンセプトを発信し、全米で食育プロジェクトを展開するアリス・ウォータース。余市テラスにて、彼女の来日ドキュメンタリー映画「食べることは生きること~アリス・ウォータースのおいしい革命~」を鑑賞し、各地の食育に関わる取り組みや自分たちでもできることについて語り合いました。
7月28日(土)〜29日(日)余市ワイナリーツアー
エコビレッジと同じ余市町登地区にある「登醸造」、「ドメーヌ・タカヒコ」、「モンガク谷ワイナリー」の3つのワイナリーを巡り、造り手の皆さんから直にブドウの栽培方法やワインづくりのプロセス、北海道余市というテロワールのユニークさ・面白さについてなど、たくさんのお話を伺いました。ワインという切り口から余市を感じ、楽しく学ぶ充実のツアーとなりました。
8月3日(土)〜10日(土)パーマカルチャーデザイン入門講座
パーマカルチャー界の若手リーダー、ソーヤー海さんを招いて、初のパーマカルチャーデザインコースを開催しました。 エコビレッジの敷地とプロジェクトを素材にして、パーマカルチャーの理論や技術を学ぶと同時に、 参加者の個性が開花し、ひとつのチーム に成⻑していく過程が大変興味深いコースでした。活動や生き方のヒントを得て、またこれからのつながりが芽生え、有意義な体験となりました。
9月18日(水)SDGsを学ぶ研修旅行(シンガポールTemasek polytechnic)
シンガポールは食料自給率が10%以下で、畑で野菜がなっている様子を見たこともない学生ばかり。エコビレッジの小さな畑でも、自ら野菜を収穫し、焚火で焼いて食べる体験は新鮮だったようで、学生たちは興奮しっぱなしでした。ランチの後には、コンポストをつくったり、ワインブドウの世話をしたりしながら、自分たちが食べている物と世界とのつながりを考えるきっかけになったのではないでしょうか。
9月23日(土)SDGs教育研修受け入れ(札幌学院大学経済経営学部経営学科)
「気候変動」「SDGs」などの課題について、現場のリアルな体験を得ながら、地球規模の問題を自分たちの日常の暮らしとつなげて考えることをテーマに、余市エコビレッジでコンポストづくりや調理体験、エコビレッジの取り組みについてのお話と質疑応答などを行いました。
9月28日(土)〜29日(日)余市町「おためし地域おこし協力隊」1泊2日ツアー(余市町委託事業)
地域おこし協力隊に興味のある方や余市町での暮らしを体験してみたい方へ、町の魅力に触れ、移住者や生産者の皆さんと交流し、地域の暮らしを知ることのできるツアーです。週末の1泊2日で開催したこのツアーでは、札幌から2名と東京から1名の3名の方が参加。現役の地域おこし協力隊との交流や移住者の方との対話などを行いました。
10月12日(土)〜14日(月祝)余市町「おためし地域おこし協力隊」秋のツアー(余市町委託事業)
地域おこし協力隊に興味のある方や余市町での暮らしを体験してみたい方へ、町の魅力に触れ、移住者や生産者の皆さんと交流し、地域の暮らしを知ることのできるツアーです。秋の三連休に開催したこのツアーには、東京から3名の方が参加。現役の地域おこし協力隊員や移住者の方との交流はもちろん、ワイン用ブドウの収穫体験をメインに、秋の余市を満喫しました。
10月2日(日) ピースワインの初収穫&仕込み
2024年最後のブドウ収穫をヴィンヤードクラブのメンバーで行いました。新植して3年目の5品種のブドウから合計84kgの収穫。搾りたてのジュースは桃のように甘く、酸味もしっかりとあり、それぞれのブドウの個性が織りなす味わいはとても美味しかったです。文字通り「多様性」を現わしているようでした。これが初となるピースワインの試作、どのようなものが出来上がるのか楽しみです。

2023年度

2月19日(日)~21日(火)共立財団国際交流ホームスティ
東京在住の留学生24名が余市エリアでホームステイと、エコビレッジでの暮らしを体験しました。エコビレッジでは屋根の雪下ろし、地域のゴミステーション周辺の除雪、スノーシューで裏山散策などを行い、ホームステイ先でもホストファミリーの誕生日を祝ったり、留学生自らが制作したゲームで遊んだりと言語を超えた交流が生まれたようです。留学生の皆さんは観光だけでは知ることが難しい、実際に地域の人々と生活を共にすることで初めてわかる、雪国の暮らしを感じたようです。
4月22日(土)アースデイ・コープさっぽろ親子植樹イベント
コープさっぽろの会員さん親子と森の専門家、鈴木玲先生とともに、余市エコビレッジのフォレストガーデンエリアに7種類の木を植えました。子どもたちも自らの手で土を掘って、木を植えて、森の探検をし、自然との触れ合いを楽しんでいました。植えた木が大きく育つまで に10年ぐらいかかるとのこと。これから少しずつ、フォレストガーデンが賑やかになっていくのを眺めるのが楽しみです。
4月29日(土)フォレストガーデンづくり・森を歩いて学ぶ観察会
今年のエコビレッジの挑戦のひとつは森づくり。天然林でも施業林でもない、果樹園でもない、私達が食べたり、遊んだり、学んだりして活用できる森づくりを目指して雑木林を管理したり、植樹をしたりしています。森を歩いて学ぶ観察会では、講師の鈴木玲さん(NPO法人I&I)に林床の可愛らしい野草を解説していただきました。また後半は、クロモジやハスカップの植樹、ハマナスのポット苗づくりにも挑戦しました。
5月3日(水)〜5月7日(日) 春のワークキャンプ
今回は社会人が多く参加。ピースワイン・プロジェクトのためのヴィンヤード拡張がメインミッションとなりました。未利用の農地を開墾して地中深く張りめぐらされた葛の根をとり除く作業や、ヴィンヤードの杭を打つ準備など、力仕事もみんなで楽しく乗り越えました。作業の合間には、ピザ窯を組み立てて焼きたてのピザを堪能したり、旬の山菜を味わったりなどのお楽しみも。2023年も充実の春のワークキャンプとなりました。
5月18日(木)教育研修プログラム(札幌 福移中学校) 
札幌の福移中学校の生徒13名がエコビレッジを訪れました。じゃがいもの芽を観察した後は、実際に畑で植え付けをしたり、焚き火でいもを調理したりなどの体験を。日ごろ、学校の菜園で野菜の栽培を経験している生徒の皆さん。単純な農作業だけではなく、食を通していろいろなことを想像したり、課題を考えたりする機会となったでしょうか。
5月24日(水)ピースワイン植樹イベント
春のワークキャンプで開墾・整地をした圃場に、324本のワインブドウの苗を植えました。「平和」や「多文化共生」のメッセージを発信するためにスタートした「ピースワインプロジェクト」。5年で100カ国からの参加を目標に「ピースワイン」づくりを進めています。2023年の植樹には、イタリア、イスラエル、オーストリア、韓国、タイなど8か国の人々を交えて開催。スペシャルゲストに「国連平和の鐘を守る会」の代表高瀬聖子さんをお招きし、「国連平和の鐘」のお話もしていただきました。
6月4日(日)エディブルガーデンづくりワークショップ
当日はあいにくの天気でしたが、参加したみなさんのチームワークが素晴らしく、柳で編むレイズドベッドの製作、花や野菜、ハーブの植えこみなど、当初の計画をほぼ達成することができました。参加者の皆さんが学んだ知識や経験をそれぞれの地域で活かしてくれるという期待を持ってプログラムが終わり、意義深いイベントでした。
6月5日(月)〜9日(金)インフィニティ国際学院中等部 合宿研修受け入れ
余市エコビレッジに滞在しながら、野草クラブの皆さんと一緒に野草ジェノベーゼづくりをしてみたり、余市町内のフットパスイベントに参加したりなど、自分の暮らしと自然や世界のつながりを考える合宿研修を行っていました。合宿期間中は先生も含めてみんなでデジタルデトックスに挑戦。すぐに正解を探さないでじっくり考えることや、共同生活での人と人との関わり方など、さまざまなことを学んだようです。
6月10日(土)フォーカスオンウーマン(スペイン)
スペインから女性ばかりのご一行様の訪問でした。日本で活躍する女性たちを訪ねて回るツアーということで、エコビレッジ代表も子ども時代から現在のエコビレッジに至った自分史をお話しました。また、午後は「ピースワインプロジェクト」の一環として、ワインブドウの木の支柱をさす作業に参加いただきました。
6月27日(火)〜7月6日(木) 奈良県五條市西吉野農業高校受け入れ 
余市町と交流都市提携を結んでいる奈良県五條市の西吉野農業高校の生徒達が余市町に来町し、エコビレッジで共同生活をしながら、町内の果樹農家さんで農作業のお手伝い、またエコビレッジでもブドウの誘引作業や草刈り、薪割りなどの作業を手伝ってくれました。
7月2日(日)〜3日(月)オルタナ&ネスレ企業研修受け入れ 
売り上げや利益だけではない、環境や社会に配慮した「オルタナティブ(新しい、もう一つ)なビジネスのモノサシ」を探り、世に広げることをミッションに雑誌「オルタナ」の発行などを行っている株式会社オルタナと、食品・飲料分野大手のネスレ日本の皆さんが余市エコビレッジで研修を行いました。畑でのフィールドワークなどを通じて、サステイナブルな暮らしと地域づくりについて体験しながら、アイディアを深めていました。
7月22日(土)SDGs教育旅行受け入れ(東京 聖徳学園中学校)
エコビレッジでの農作業体験と海で学ぶチームに分かれ、SDGsを体感するプログラムを実施しました。
海のチームは、旧余市福原漁場でニシン漁の歴史を学んだのち、近くの海辺へ移動してビーチコーミング。砂浜を掘ってみて海浜植物を眺めてみたり、漂着物を拾ってみたり、最後は海に入ったりもして盛り上がりました。
7月28日(金)〜29日(土)東大×北大研究合宿受け入れ
主にジャーナリズムなどを研究する北海道大学と東京大学の研究者の皆さんが余市エコビレッジを訪れ、研究合宿を行いました。北海道でも議論となった核のごみをめぐる問題や、外国人労働力に頼りつつ維持されている漁業や農業などの第一次産業の現状、政策立案に関わる市民と行政の対話についてなど、さまざまな課題に対して視察や対話をされていました。
7月29日(土)早稲田大学大学院経営管理研究科 池上ゼミ受け入れ 
早稲田大学大学院経営管理研究科池上重輔ゼミの皆さんが、余市町を訪問しました。水産博物館の学芸員による解説、地域おこし協力隊による漁業の現状についての説明の後、エコビレッジにて意見交換をしました。想像よりも遥かに暑い北海道に驚いた様子もありましたが、多種多様な背景を持つ皆さんと過ごす時間は学びが充実していました。
8月7日(月)北海道大学ESDキャンパスアジア
北海道大学ESD Campus Asiaのエクスカーションとして国際色豊かな43名が余市町にサステナビリティについて体験するために訪問しました。海のビーチコーミング、森の手入れ、畑のコンポストづくりや有機農業など、各体験をした後で、ディスカッションをしました。それぞれサステナビリティという大テーマと自分の暮らしについて考える有意義な時間になりました。
8月19日(土)TEDxSapporo 気候変動ハッカソン 余市エクスカーション
TEDxSapporoが主催する「気候変動」について、学び、議論する5か月のプログラムを受講する高校生と大学生の参加者が、現場の体験やリアルな課題を得るために、余市エコビレッジを訪れました。エコビレッジの取り組みはもちろん、木々が二酸化炭素をどのくらい固定しているのか実際に測定してみる体験などを通じて、地球規模の問題を自分たちの暮らしとつなげて改めて考えるきっかけになったでしょうか。
8月22日(火)〜24日(木)GENコミュニティギャザリング・ソーヤー海さんの共感ワークショップ 
グローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)のメンバーが集う機会にあわせて、共生革命家ソーヤ―海さんによる、共感のコミュニケーションやパーマルかチャーデザインの「いろは」を体験的に学ぶセミナーを開催しました。パーマカルチャーが単なるデザイン技術ではなく、人間らしい生き方や社会変革につながる考え方だという話を聞き、「人生で最も大切にしていることは何か」「自分はどう生きたいか」という深い問いを自分自身に投げかけながら、それぞれ有意義な時間を過ごしました。
8月25日(金)〜27日(日)余市町「おためし地域おこし協力隊」夏ツアー(余市町委託事業)
初開催となった「おためし地域おこし協力隊」ツアーには2名の方が参加。さまざまな分野で活動している現役の地域おこし協力隊の皆さんの活動に参加して交流したり、余市在住の移住者の皆さんを訪問して対話したりなど、盛りだくさんのツアーとなりました。
9月5日(火)〜6日(水)北大×慶應大学 余市みらい構想ワークショップ
北海道大学の学生10名と、慶應大学システムデザインマネジメント研究科の7名の皆さんが余市を訪れ、北海道の農山村の実態や課題、エコビレッジの取り組みを知り、サステナブルな地域づくりについて社会的、経済的、自然環境的な視点から考える研修を行いました。
9月13日(水)〜14日(木)北海学園大学上園ゼミ 
札幌から来た大学生がエコライフを体験。太陽光を利用して発電したり、温水シャワーを作ったりしているエコビレッジの取り組みを見てもらいました。ランチは地元食材ばかりの美味しい手料理。ロケットストーブでお芋をふかしたら、これがまた美味しい!お皿を拭いて排水をきれいにしたり、近所の野菜を買ったり、持ち物を減らしたり、都会の今の暮らしの中でも実践できる「エコ」があると、気づきをシェアしてくれました。
9月23日(土)〜24日(日)札幌市関係人口創出事業 GO! LOCAL
札幌市の事業「GO!LOCAL」は、継続的な関係人口の創出に向けて、さっぽろ連携中枢都市圏の若者が道内の地域に滞在し、地域のニーズに応じた活動に参加して地域への理解を深めるとともに、魅力を発信する主体となるためのプログラムを実施するというもの。4名の方が余市町を訪れ、エコビレッジに滞在しながら、近隣の農家さんでのワインブドウの収穫をお手伝いし、札幌などの都市と地域を結ぶために、何ができるのかを話し合いました。
9月26日(火)SDGsを学ぶ研修旅行(シンガポールTemasek polytechnic) 
シンガポールの専門学校から20名の生徒さんが修学旅行の一環でエコビレッジを訪ねてくれました。エコライフを体感するため、余市の海辺でのビーチコーミングや、余市エコビレッジの畑ではコンポストづくりについて学び、ワイン用ブドウの病果取りに取り組みました。
9月16日(土)〜17日(日)エコビレッジで英語漬け体験 
農作業で使いそうな英単語を学んだ後は、外国人のボランティアたちとともにトマトの収穫。夜ごはんは餃子を一緒に作ったり、ボクシングのトレーニングやカードゲームをしたりと様々な作業を一緒に行いました。参加者から「同じ目的に向かって身振り手振りを入れた作業をすることで、言葉以外で伝えるということも体験できた」「分からないなりに聞いているだけでも勉強になった」との声もいただき嬉しかったです。
10月1日(日)ブドウ収穫 
夏の暑さなど、数々の苦難を乗り越えたブドウをついに収穫。350kgをスパークリングワイン用に仕込みました。会員さんやボランティアが丁寧に病果を除去した後、登醸造に搬入。小西さんの指導で搾汁すると、あま~いブドウジュースが。2023年は高温のせいで例年よりも糖度が高いとのこと。エコビレッジのワインは添加物も電気も使わない、600年前のトスカーナの醸造方法だそうです。
10月7日(土)〜9日(月)余市町「おためし地域おこし協力隊」秋ツアー(余市町委託事業)
おためし協力隊、秋のツアーでは現役の協力隊員が活動する町内ワイナリーでのワイン用ブドウの収穫体験をメインに、余市ならではの魅力に触れるプログラムを実施しました。ツアーが終わってからも、援農ボランティアで余市町を訪れる参加者がいるなど、余市のファンが増えるのは嬉しいことです。
10月17日(火)〜27日(金) シュタイナー学園いずみの学校 農業実習
例年、農業実習の一環で余市エコビレッジに滞在しているいずみの学校の生徒の皆さん。エコビレッジの森づくり活動として、林の中の日当たりをよくするために混んだところの細い木を切ったり、落ち葉をたくさん集めて、コンポストに加えたりと大活躍してくれました。
11月2日(木)  地域エネルギー自給プロジェクト勉強会 
余市農村活性化センターにて、余市町が取り組んでいるエネルギー調査やソーラーシェアリングの試行について学びました。この事業は秋山記念生命科学振興財団の支援を受けて実施しています。
12月17日(日)映画「君の根は。大地再生にいどむ人々」鑑賞会&トーク 
余市テラスにて、リジェネラティブ(大地再生)」という世界観と出会い、農業・漁業・牧畜を、そして生き方そのものを転換した人びとに迫るドキュメンタリー映画「君の根は。」の上映会を開催しました。ゲストのメノビレッジ長沼の荒谷明子さんから、実際にメノビレッジで実践されていることについてお話を伺い、活発な意見交換も行われました。

2022年度

1月19日(水) 余市リンゴ研究会(緋の衣を食べ継ぐプロジェクト)
余市に歴史を支えたリンゴの歴史と「緋の衣」の由来を学び、そのリンゴで作ったお菓子をいただきました。学芸員の浅野さんやフードライターの深江さん、ケイクデボアの森さんのお話を聞き、緋の衣の面白さ、将来の活用方法を考えました。また、接ぎ木でリンゴを増やしてくれている地域の生産農家や観光業に携わる人々が賑やかに交流しました。
3月12日(土) カフェスローでお話会
オーガニックカフェでは国内の先駆者カフェスロー(東京国分寺)で、エコビレッジとナチュールワインのお話をさせていただきました。懐かしい顔や新しい顔に囲まれて、心温まる交流の時間でした。
6月10日(金) ピースワイン植樹
1000㎡の畑を開墾し、270本のブドウ苗を植えました。ユナイテッドピープルとの共同事業で始めたピースワインプロジェクト、平和や多文化共生をテーマに、できるだけたくさんの国籍の人たちに参加してほしいと思っています。(5年で100か国を目標)今回は、学生ボランティアとともに畑の整地をし、地域農家の指導で杭を打ち、植樹にはアフガニスタンからの難民家族も交えて無事に終わりました。
8月7日(日)  ESDキャンパスアジアパシフィックプログラム(北海道大学)
北海道大学の学生を中心に、アジア各国の留学生らを対象に、地域の資源や課題を素材にした体験プログラムを提供しました。海の歴史や課題を学び、エコビレッジの畑で野菜を収穫したり料理したり、身体を動かし日ごろの生活を意識しながら世界のSDGsを考える、そんな1日でした。学生たちは、その後、さらにディスカッションを重ね、課題の解決方法を提案したりしました。最終発表会で一番印象に残ったことを聞かれて「エコビレッジの人は幸せそうだった」という学生の発言が印象的でした。
8月30日(火)  SDGsモニターツアー(森プログラム)
ツリークライミングやネイチャーゲームを通じて森に親しみ、森の多面的機能を体験的に学ぶプログラムを試行しました。さらに、SDGsにふさわしい地産地消のお弁当をいただき、地域ぐるみで体験プログラムを受け入れる仕組みや人材育成について意見交換しました。体験から得た気づきを共有しながら、「自然の利用と保全について」「仕事と暮らしのバランス」などのテーマで、有意義なディスカッションが繰り広げられました。
11月5日(土) 北海道大学農学研究院 生物環境工学分野土壌保全学研究室
JICAの専門家を交えた学生グループが持続可能な農業と環境・食料問題について議論しました。

2021年度

キャンパスアジア(東京大学)
「余市のサスティナブル観光」をテーマに多国籍な学生たちがオンラインで研修をしました。東京大学、北京大学、ソウル大学ほか、アジアのトップリーダーとなる若者たちが参加し、「地域のSDGs推進に貢献するツーリズムとは?」「どんなツーリストをターゲットにどう引き込んでいくか」をグループワークで調べたり、まとめたりして最後は美しいプレゼンテーションを披露してくれました。
1月20日(水) 次の10年ビジョン会議(1月)
ZOOMによるオンラインのビジョン会議。前半はエコビレッジ関係者の方や会員さんから他己紹介という形で、エコビレッジの魅力と課題を紹介いただきました。
後半はグループセッションを実施し、エコビレッジの活動が社会に広がるためのアクションや、遠くにいる会員さんの関わり方についてアイデアをいただきました。
前半も後半も、核心を突くコメントが多く、画面越しからエコビレッジに関わる方々の熱量のすごさを感じました。
2月も開催しますので、興味のある方はぜひご参照ください(上に案内を載せました)
4月6日(火) 種の交換会
恒例の種の交換会。ニセコ蒼麻芽農園で自然農家秋元さんのお話を聞いたあと、参加者が自ら採種した種を持ち寄り、野菜を育てる楽しみについて語り合いました。コロナ禍で行動が制限される時代ですが、こんなときこそよいものを食べ、心身の健康と自然とのつながりを意識したいものです。
9月15日(水) 環境共生型生活雑排水処理のメンテナンス
エコビレッジに設置している手作り浄化システムのメンテナンスと水質調査を実施しました。毎年改良を重ねて、浄化能力が上がっていることがわかります。また、月例のオンライン講座で、樋口佳樹先生(日本工業大学)に水質浄化のメカニズムや、国内外の事例について解説をしていただきました。

2020年度

1月25日(土) ホルホグを食べよう!2020
昨年大好評をいただいたホルホグを食べる会、今年はエコビレ羊肉を5キロも使って贅沢に開催しました。
定員15名のところ26名の参加があり、学び舎はパンパン。皆さん楽しくテルグーンさんのお話を聞き、ホルホグをありがたくいただきました。
合計12キロのお肉もエコビレの有機じゃがいもやニンジンもペロリと平らげてしまいました。それだけおいしかったということですね。
来年も開催しますので、ぜひご参加ください!
2月15日(土) 【東京初開催!】えこびれセミナー
初の東京開催イベントは大盛況に終わりました!銀座の素敵なレストランで、計32名に参加いただきました。
過去にエコビレッジと関わりのあった方や、HPでイベントを見つけた方、前から気になっていた方など、様々な方々が集いました。
エコビレッジの最近の活動を紹介しながら、ワインを片手に参加者の意見や感想を共有することができました。
2月25日(火) えこびれセミナー in 札幌
エコビレッジのこれまでの取り組みや、今年上半期の計画、スタッフ主導のプロジェクトの紹介をしました。
参加人数は少数でしたが、新しい出会いが広がり、大変有意義な会になりました。
2月29日(土) 野草クラブ キックオフ
野草に興味のある計5名の方に参加いただきました。ハーブの採取や乾燥の方法などのレクチャーを聞いた後、
参加者それぞれが様々なハーブを使ったオリジナルハーブティーを作成し、飲み比べをして楽しみました。
3月15日(日) HEPP×SDGsワークショップ
講師の大崎美佳さん(北海道環境パートナーシップオフィス)をお招きして、エコビレッジの過去10年の振り返りと次の10年を考えました。
「地産地消のモデルケース」「国際交流の場」「百姓学」「社会学校」など、ビジョンに関して様々なご意見をいただきました。
3月29日(日) Seedy Sunday~種の交換会~
しっかりと感染対策を行い開催しました。
ニセコ蒼麻芽農園で自然農で野菜を作っている秋元さんのトークセッションでは、宇宙と人、自然と人の関係を意識した野菜栽培のお話。さらには、このコロナ騒動の中で今私たちがやるべきことなどをお話ししていただきました。
現状、本来生き物として人が行うべき自然と調和した営みは崩壊の一途をたどっているように思えますが、土・水・風などの自然に一歩立ち返り意識することで、精神的にも身体的にも豊かな生活を送ることが出来る。
そんな一筋の光を見出してくれる秋元さんのお話に、参加者のみなさん(スタッフ一同も)は聞き入って、元気をもらえました。
その後、参加者のみなさんがそれぞれ種を交換しました。今回は、ちょっと風変わりな種もあり、栽培するときのテクニックや知識も交換でき、楽しい時間になりました。
4月2日(木) 野草クラブ 野草石鹸作りワークショップ
昨年採集して乾燥させたエコビレッジの野草を使って、手作り石鹸を作りました。オリーブオイルをベースにした3種類の天然油で作る石鹸は、環境にも肌の状態改善にも大変効果があります。使えるまで石鹸を熟成させるのに4週間。ゆっくりと時間をかけて作る野草石鹸には、自然の力と人の想いが詰まっています。
4月12日(日) ワインクラブお試し体験
今回は、ブドウの枝を一番ワイヤーに巻き付けて固定する作業を行いました。
長い枝を上手く曲げながら巻き付けるとき、乾いた表皮がパキパキッと鳴り、折れたのかとヒヤヒヤします。
これから夏にかけて、一年生の枝たちがグングン伸び、緑の廊下のようになるのを想像しながらやると、わくわくしてきますね。
天気にも恵まれ、作業も好調に進みました。
4月12日(日) 講座のための講座
初めて講座を開くという方を対象に、自分のやりたいことを企画にするまでのプロセスを学びました。
企画を立ち上げるにあたっては、まず自分の価値観を知って、「理念」にすることが必要なのだそうです。
スタッフが考えた企画は、やがて近日開催の講座案内に載ることでしょう。こうご期待ください。
4月29日(水祝)~5月6日(水祝) 春のワークキャンプ
予定していた「ワインブドウ畑の杭打ち」「羊のフェンス張り」「ジャガイモ作付け」は完了しました。
※本プログラムは、3密の回避や体調管理など、新型コロナウイルス対策を十分に講じた上で実施しました。
5月2日(土) 春の野草観察会
手稲さと川探検隊の鈴木玲さんとエコビレッジの森林内を散策しながら、色とりどりの春の野草を観察することができました。
さらには、北海道で外来種として問題となっているオオハンゴンソウについても、見本を見ながらレクチャーを受けました。
※この事業は、「ほっくー基金 北海道 生物多様性保全助成 制度 」の支援を受け、実施しました。
また、手洗いやマスクの着用、社会的距離の確保など、新型コロナウイルス対策を講じて実施しました。
8月22日(土) 玉川健一郎LIVE
札幌を中心にその歌声で多くの人達を虜にしてきたジャズシンガー玉川健一郎さんと、ピアニストの南山雅樹さんがエコビレッジで生演奏を披露してくれました。
暑さも過ぎた夕暮れ時、玉川さんの熱く柔らかい歌声と南山さんの優しいピアノがエコビレッジに響き渡りました。手拍子をする人、お酒を片手に酔いしれる人、みなさんソーシャルディスタンスを保ってそれぞれの楽しみ方を堪能していました。
10月10日(土) ガマを使ったアイヌの伝統工芸チタラペ作り体験会
エコビレッジ敷地内で採取・乾燥させたヒメガマを使い、講師の貝澤珠美さんに編み方を指導いただきました。
自然素材のいびつな形をうまく組み合わせて美しく編み込む中で、自然の美しさや利用性などの価値を守り継いでいくことの大切さを学びました。
12月9日(水)  2020年度オンライン活動報告・アイデア会議
前半の活動報告会では、皆様から鋭い質問や温かい応援のお言葉をいただきました。
また後半のアイデア会議では、2030年の余市エコビレッジのビジョン実現のための様々なアイデアをいただきました。
チャットに次々と寄せられる皆様の想いのエネルギーに驚きつつも、余市エコビレッジの活動が様々な人たちの想いによって支えられているということを改めて感じられた素敵な会でした。